ちたまる編集部が気になるネタを取り上げる「気になるリサーチ」。
今回は、東海市在住でメディアス新入社員のBさんがちたまる編集部に潜入(※研修です)した時に調査をしてくれた記事をお届けします。
今回のテーマは、あの懐かしの「学校給食」について。
東海市出身の皆さん、小学校・中学校の給食を思い出してみてください。
「そういえば給食に毎日に入っていたなぁ」と思い浮かべる食材、ありませんか?
オレンジ色で~
甘くて~
ウサギが好きな野菜…。
そう「ニンジン」です!
私は小さい頃、ニンジンが大の苦手でした(今は好きですよ)。
当時、給食に入っているその天敵をいつも必死になって食べていました。
そんなある日、巨大なニンジンが大きいおかず(お椀に入った汁もの)に入っていたことがあったんです。なんとかして食べようと何度もトライしましたが、どうしても食べることが出できず…。
こっそり残そうとしたら、
「東海市の給食は、毎日ニンジンが出るよ~。毎日残しちゃうの?」と担任の先生が言うではありませんか!
すると、そこには確かに毎日「ニンジン」と書かれていたのです。
いやいや、そんなわけが。だってニンジン嫌いの私は今まで美味しく給食を食べていたわけで…。
—―真相を解明しないまま、卒業をしてから〇年が過ぎましたが、今振り返ってみると確かに給食へのニンジンの登場率は高かったように思います。
あの頃の私のように、ニンジンに困っている学生がいたら…!
もしかしたら、ニンジンは思っているより入っていない日があるかもしれないし、何か重大な理由が隠されているかもしれないし…
ということで、真相を探るべく給食センターの人に話を聞いてみました。
果たして真相は…
結果は…。
「毎日ニンジンが使われているのは本当」。
しかも、話を聞くと東海市だけではなく知多半島の給食には毎日「ニンジン」が使われていたのです!
しかし、どうして毎日ニンジンが使われているのか気になりますよね。もちろん、その理由も聞いてみました。
結論としては、大きく2つの理由がありました。
1つ目は、ニンジンはとても栄養価の高い野菜ということが挙げられます。
ニンジンはβカロテン類が豊富で、根菜類では唯一の緑黄色野菜に分類されます。βカロテンは体内でビタミンA等に変換され、免疫機能の改善や、視力の維持などに役立つそうです。また、ビタミンB1、B2、C、カリウム、食物繊維も多く、栄養価がかなり高いそうです。
ニンジンにこんな栄養が含まれていたとは…。確かに育ちざかりの子ども達には、欠かせない食材ですね!
そして2つ目は、給食の彩りのためという理由から。
大きいおかずは煮物が多く、どうしても茶色っぽくなってしまうため、オレンジ色のニンジンを使って彩りを出し、綺麗に見せているそうです。
確かに、少しでも明るい色の食材が入ると見栄えが良く、美味しそうに見えますよね!
まとめ
ということで、結論。
ニンジンは毎日給食に入っている説は、事実でした!
まさか先生が言っていたことが本当だったとは…。
今回のリサーチで「ニンジン」には栄養という面でも、食事に大切な彩りという面でも大きな役割を担っているということがわかりました。
ニンジン嫌いの皆さんには辛い事実かもしれませんが、毎日バランスの考えられた「学校給食」は、今となってはありがたい存在です。
少しずつでも、苦手なものも食べるようにしましょうね!
皆さんも、健康な体づくりのために好き嫌いせず、食事を楽しみましょう♪