知多半島ならでは⁉
ちょっと変わった体験スポットまとめ＜後編＞
ものづくりが盛んな知多半島には、まだまだおすすめしたい体験スポットがたくさんあります。後編では、「食」にまつわる体験スポットをまとめてご紹介します。
ちょっと変わった体験スポットまとめ＜前編＞は
こちら
えびせんべいの里で
“オリジナルえびせんべい”をつくって食べよう！
「えびせんべいの里 美浜本店」ってどんなところ？
「えびせんべいの里 美浜本店」は、約40種類のおせんべいが買える工場直売所。販売のほかにも工場見学やえびせんべいづくり体験ができるなど、知多半島に遊びに来た観光客で賑わう人気のお立ち寄りスポットです。
つくる楽しさを思い出に。オリジナルせんべいづくり体験をしよう
美浜本店でおすすめしたいのが「オリジナルのえびせんべいづくり体験」。コロナ禍で一時的に休止していましたが、現在は人数制限と感染対策をしながら、土日祝の午前の部（9:00～10:30受付）と午後の部（13:00～14:30受付）で行われています。
まずは受付から。体験時間は約15分、料金は一枚440円です。
先着順なので、比較的空いていることが多い午前中が狙い目。待ち時間の目安は10組で30分程のため、受付を済ませてから待ち時間に販売所や試食コーナーを見に行くとスムーズです。
体験の前にえびせんべいの原材料についての説明もしてもらえます。
焼き工程では180℃の高温になる大きな鉄板を使います。真ん中あたりに生地をのせて鉄板を下ろしたらレバーを3回転。しっかり押さえ込んだらじっくり焼き上げます。
待つこと約3分50秒、いい香りがしてきました。鉄板を開けると…！
ジャーン！こんなに大きなえびせんべいが出来上がりました。
たまに「ハート型にしたい！」というリクエストもあったりするそうですが、圧をかけるためほとんどが丸形か楕円形になっちゃうのだとか。…形はどうか諦めてください（笑）。
焼きあがったおせんべいは金属探知機に通して異物混入がないかを検査。材料に使う海老が海の中で金属などを飲み込んでいるケースもあるので念入りにチェック。…とはいえ、実際は生地をつくる段階でしっかり検査をしているので、滅多に引っかかることはありません。
検査が終わったらえびせんべいの絵付けへ。絵や文字など自由に描いてみましょう。味はしょうゆとソースの2種類。それぞれ色が違うので上手に組み合わせてくださいね。
絵付けができたら乾燥機へ入れて約2分、しっかり乾燥させます。
最後に袋詰めをして記念撮影。
撮った写真はその場でカレンダーにしてもらえます。自分で描いたイラスト入りのおせんべいへの愛着はありますが、焼き立てはさらに美味しくいただけるので、ぜひその日のうちに味わってみてくださいね。
えびせんべいづくりのほかにもいちご狩り（1月～）やミカン狩り（11月～）など様々な体験が行われています。詳しくはホームページでチェックしてみてください。
試食で食べ比べて好きなおせんべいを見つけよう
美浜本店のもうひとつの魅力が気になるおせんべいを自由に食べ比べできる「試食コーナー」。これまでは販売スペースに設置されていましたが、現在は感染対策も兼ね「提供エリア」と「試食エリア」のブースにわけられています。
試食容器は、全て手をかざすだけで開く非接触型。一人ひとつトングが用意されているので、ペーパーナプキンをお皿代わりに、気になるおせんべいを取っていきましょう。
試食エリアへ移動したら思う存分味見を。商品案内表もあるので購入の参考にしてみてくださいね。
お土産や自宅用にもおすすめ。えびせんべいの里の人気商品をご紹介します
数あるおせんべいの中でも不動の人気を誇るのが「えびせんいろいろ」。
その名の通り色々な種類のおせんべいが入った贅沢な詰め合わせです。「初めて来た人」「たくさんありすぎて選びきれないという人」におすすめの一袋です。
人気No.2がえびみりん揚げ。えびといかをみりんで味付けした、ちょっと甘口なおせんべいです。小さな子どもからお年寄りまで幅広い年齢層に愛される商品です。
ちなみにえびせんべいの里を知り尽くす、広報担当・河合さんが個人的に推すのが「えびせんチップス」。チップスというだけあって軽い食感にうすしお味と、つい手が止まらなくなるおせんべいです。数ある商品の中で隠れファンが多いという根強い人気の商品だそう。
また季節限定の甘～いキャラメルの香りが特徴の「キャラメルせんべい」もおすすめ。秋頃までの販売なので気になる方はお早目に。
楽しい体験だけでなく、お土産もしっかりGETできるえびせんべいの里美浜本店。美浜町に訪れた時は、必ず立ち寄りたくなる定番スポットです。
美浜町で旬の味覚狩りを満喫しよう
「ジョイフルファーム鵜の池」ってどんなところ？
「ジョイフルファーム鵜の池（うのいけ）」は、一年を通して様々な味覚狩りが楽しめるふれあい農園。
秋のシーズンは「ミカン狩り」「サツマイモ掘り」「サトイモ掘り」の体験ができます。春には「イチゴ狩り」、夏には「ブドウ狩り」の農業体験もできるとか。
また、採れたての新鮮な野菜や果物が購入できる直売所や地元の食材を使った炭焼きバーベキューも人気です。
予約なしでもOK！秋の味覚狩り体験
11月現在、参加できる体験は「ミカン狩り」「サツマイモ掘り」「サトイモ掘り」。
ミカン狩りは、時間無制限で食べ放題！甘味と酸味のバランスが良い「宮川早生（みやがわわせ）」という昔ながらのミカンが楽しめます。
さらに、袋入りミカンのお土産付き（大人のみ）。帰ってからもミカンを存分に味わえるのも良いですね。
サツマイモ掘り、サトイモ掘りは2株から。人数制ではなく“株制”なので、1家族で2株など、採りたい量で決めることができます。
サツマイモの品種はスッキリとした上品な甘さが人気の「シルクスイート」。そのまま焼き芋にしても美味しいですが、寝かせると甘味が増すので、時間を掛けて色々なアレンジをしながら味わってみてくださいね。
サツマイモ・サトイモ掘り体験は、掘るための竹べらが用意されているので、基本手ぶら参加でOK。ただし、土の状態によっては汚れやすくなることもあるので、気になる人は軍手やガーデニング用ブーツなどを持参すると安心です。軍手は店頭販売もしていますよ！
また、11/20(日)は「宝探し」、11/27(日)は「感謝祭」が行われます。福引大会など、週末のイベントも随時開催中なので、訪れる前にホームページをチェックしてみてくださいね。
いかがでしたでしょうか？
作って採って楽しい、食べておいしい「食」にまつわる体験。ものは残りませんが心とお腹は満たされるはず。ぜひ味わってみてください。
前編後編に渡ってご紹介した体験スポットまとめ。この冬は知多半島をドライブがてら、ものづくりに触れてみませんか？
【施設紹介】
えびせんべいの里 美浜本店
| 内容 |
えびせんべいづくり |
| 所要時間 |
約15分 |
| 料金 |
440円/1枚 |
| 予約方法 |
予約不要。当日受付順。 |
住所：美浜町北方吉田流52-1
電話：0569-82-0248
営業時間：8:00～17:00
定休日：2023年度はなし
駐車場：有
ジョイフルファーム鵜の池
| 内容 |
①みかん狩り
②さつまいも掘り
③さといも掘り |
| 所要時間 |
①時間無制限
②③約30分 |
| 料金 |
①大人/1,200円、小学生/700円、幼児/500円
②650円/2株
③750円/2株 |
| 予約方法 |
予約不要
事前に予約をする場合は電話（0569-87-6069）まで |
住所：美浜町上野間中新田10
電話：0569-87-6080
営業時間：8:00～16:30
定休日：月曜休（8のつく日、祝日は営業）
駐車場：有
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