後編:自宅で!BBQで!知多牛が買えるお店 3選
柔らかな肉質と甘みが特徴の知多牛。飲食店のみならず、自宅やBBQでも楽しめます。そんな知多牛を購入することができるお店を、おすすめの調理法と共にまとめてみました。
▼知多牛をたずねて<前編>|知多牛を堪能できるお店3選
南知多町・肉屋ひらやま(平山ショップ)
知多半島の海岸線を走る国道247号。南知多銘菓の「波まくら」を製造販売している櫻米軒がある交差点を名鉄内海駅方面に少し進んだところにあるのが「有限会社平山ショップ」の直営店「肉屋ひらやま(平山ショップ)」です。
「肉屋ひらやま」は、ホテルやレストラン、飲食店などにお肉を提供しているお肉のプロ。特に知多牛や知多豚は、生産者との関係を築き、肉を仕入れるという考えではなく共に肉という商品をつくり上げるという考えで向き合っています。
直営店「肉屋ひらやま(平山ショップ)」では、品質にこだわり生産者が育て上げた知多牛の美味しさをそのまま提供しています。
自宅で食べるなら赤身。BBQではカルビのような脂身がおすすめとのこと。金網によって余計な脂が落ち、炭火による香ばしく深い味わいのお肉をいただくことができます。
料理に合うおすすめの部位を教えてもらえるので、どの部位を買おうか迷った時は気軽に尋ねてみましょう。
お店の近くには、海が見えるBBQ場がいくつもあります。内海でBBQをする際は、「肉屋ひらやま(平山ショップ)」でおいしい知多牛を入手してみてはいかがでしょうか。
店舗情報
住所:南知多町内海亥新田8-7
電話番号:0569-62-0059
営業時間:11:00~18:00(土曜日のみ17:00まで)
定休日:水曜、日曜休
半田市ほか・株式会社石川屋
自宅で知多牛を楽しむならやっぱりここ!県内に12店舗展開している「石川屋」です。知多半島内には6店舗あり、本部流通センターに隣接されている「肉のびっくり市」は半田市と碧南市を結ぶ衣浦海底トンネルへ向かう途中にあります。
お店の外観にもある通り土日のみの営業で、平日は各店舗へ送るお肉の脱骨・整形、カット・スライス、パッキングを行っています。
知多牛を含む様々なお肉の他、飲料や野菜・魚介類・お菓子類・惣菜などが販売されているスーパーマーケットです。
知多牛コーナーなどもあり、ラッピングの上からしっかりと「知多牛」のシールが貼られていますね。ブランドという感じが伝わってきます。
量り売りもありました。
「肉のびっくり市」には、購入した知多牛をすぐに味わえるセルフBBQスペースがあります。コンロとテーブル貸し出しのみですが、使用料無料で雨が降っても安心なテントの下で利用することができます。
あいにく撮影日は冷え込みBBQをされている人はいませんでしたが、大人数でも広々と利用できるスペースがありました。
カスタム可能なバーベキューセット(事前予約必須)なども売っており、知多牛・知多豚お試しセットで知多牛を手軽に楽しむことができます。
BBQはもちろんですが、自宅で知多牛を食べるならすき焼きがおすすめとのこと。まだまだ寒い日が続く中での鍋、最高ですね!
店舗情報
住所:半田市十一号地18-28
電話番号:0569-22-6161
営業時間:土曜8:00~18:00
日曜8:00~17:00
定休日:月曜~金曜
半田市・farm restaurant 黒牛の里
前半でご紹介した「黒牛の里」。本店から1kmも離れていないところにある「farm restaurant 黒牛の里」では、店内で知多牛をいただけるほか、精肉のテイクアウトも行うことができます。
こちらは、新鮮な知多牛だけでつくった本格的なハンバーグが中心のレストランです。本店とはまた違った洋風の建築でお洒落ですね。
そんなお店の看板メニューであるハンバーグやステーキをテイクアウトし、自宅でいただくことができます。
お肉単品だけでなく、お弁当としても販売しています。手間なく絶品ハンバーグが食べられるのは嬉しいですね。
また併設されているグリルガーデンでは、BBQができます。バーベキューセット三種のほか、お店で知多牛の精肉を購入してそのまま持ち込むことも。
その他BBQの場合でも、知多牛の調理のプロが量や予算などでおすすめのお肉を提案してくれます。どの部位を買えばいいか悩む必要がありません。安心ですね。
店舗情報
住所:半田市岩滑西町2-48-127
電話番号:0569-89-8629
営業時間:11:30~14:30(OS13:50)
17:30~21:00(OS20:20)
定休日:月曜休(月曜日が祝日の場合は火曜休み)
知多牛について-2
前編でも紹介しましたが、「知多牛」は黒毛和種の父と乳用種の母から生まれた交雑種と呼ばれる牛です。ブランド名として“響(ひびき)”と呼ばれています。
しかしながら、知多半島にはもう一つブランド名“誉”とよばれる牛がいます。もともとは同じ知多牛と呼ばれていましたが、この“誉(ほまれ)”は黒毛和種の和牛なのです。
みなさんはこの違いご存知でしたか?
「知多牛」は国産牛の特徴である甘みと柔らかな肉質をお手頃な価格で提供されていますが「知多和牛」は純粋な黒毛和牛の血統で、全国的に有名な松阪牛や飛騨牛などとも対等に渡り合える肉質で提供されています。
もっと知多牛を知りたい方はこちら▼
知多半島のブランド牛「知多牛」はいかがでしたでしょうか。ちょっとご褒美を、というときに知多牛を買って、自宅ですき焼きを食べたり、BBQをしたりしてみては。