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2023.06.09

地元ネタ

名作童話『ごんぎつね』などを生んだ、あの作家は半田市出身だった!

まちネタ ちたまるスタイル掲載店 連載

誰もが一度は読んだことがある童話『ごんぎつね』や『手袋を買いに』。この物語を描いた童話作家・新美南吉は半田市岩滑地区で生まれ育ちました。今年の7月で生誕110年となる新美南吉と、その童話の世界について、紹介していきます。

▼ちたまるスタイル6・7月号「トレジャーハンター」でも掲載中
https://www.chitamaru.jp/book/index__2306.html?p=21#p21

新美南吉ってどんな人?

【画像提供】新美南吉記念館

半田市出身の童話作家である新美南吉は、29歳で亡くなるまでに数多くの詩や童話を残しました。母親との死別や父親の再婚、すぐに実家に戻ったものの養子に出されたことなど、寂しい幼少期の体験は、後の作品づくりにも影響を与えたと言われています。故郷である半田市岩滑地区の景色を舞台に、豊かな自然の中で生きる人々や動物たちの姿を描きました。


創作活動の始まり

推敲の跡が見える、ノートに書かれた『権狐(ごんぎつね)』

14歳頃から童謡や童話をつくり、16歳頃には雑誌へ作品を投稿し始めました。誰もが知る代表作「ごんぎつね」は、18歳の若さで書き上げたものです。その後は東京で過ごし、さまざまな人や文化との出会いのなかで物語を描き続けました。


南吉童話の特徴


初期から中期では子どもや身近な動物を通して心の交流を描き、晩年は人の生き様を描く作品を多く残しました。落語好きの南吉らしくクスッと笑える落語のような面白さがあるもの、ブラックユーモアを含むものなど作風はバラエティに富み、子どもはもちろん大人の心にも残る作品ばかりです。


今も残る物語の舞台


新美南吉がつくり出した物語には、ところどころに生まれ故郷の景色が散りばめられています。幼少期の遊び場や生家に養家、学校のほか、『ごんぎつね』の由来になったと考えられている権現山や矢勝川などのどかな風景は今も残っています。南吉の童話を読んでから、聖地巡礼の文学散歩に出かけるのも、ひと味違った童話の楽しみ方ですね。


「新美南吉記念館」で、新美南吉をもっと知ろう!


『ごんぎつね』の舞台になった“中山の地”に建てられた「新美南吉記念館」。直筆原稿や日記など数多くの貴重な資料が展示されています。童話の世界を再現したジオラマ展示やビデオシアター、南吉の作品が読める図書室があるほか、屋外には遊歩道として整備された「童話の森」があり、里山の自然に触れることもできます。様々な角度から新美南吉の世界を知ることができるので、ぜひ足を運んでみてくださいね。

▼物語をイメージしたコーヒーはいかが?

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▼施設詳細はこちら


新美南吉記念館
(にいみなんきちきねんかん)

住所 半田市岩滑西町1-10-1
電話 0569-26-4888
営業時間 9:30~17:30
定休日 月曜、第2火曜休(祝日、振替休日の場合は閉館、翌平日休み)
駐車場 有
公式サイト http://www.nankichi.gr.jp/


▼場所はこちら


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