読者の"気になる話”や"ウワサ”などをちたまる編集部が調査する「
ちたまる調査隊」。
今回は子どもを持つママさんから届いた、小学校で欠かせない“あるもの”についての調査依頼です。
【調査依頼】
「武豊町に住む友人が『来年子どもが小学生になるけど、武豊町はランドセルじゃないらしくて…』と話をしていました。ランドセルじゃないの!?私の子ども(半田市在住)はランドセルで大丈夫なの!?と不安です。そのランドセルじゃないカバンについて教えて欲しいです。」(半田市・ナタデココさん)
子育てをしていると、悩みは尽きませんよね。今回は、子どもが小学生になる時にぶち当たる「通学バッグ事情」についての話題です。
小学校入学を控える子どもの保護者がランドセルを購入するための活動を「ラン活」と呼びます。「初めての小学校でわからないことばかり」「周りの子たちはどうしているの?」と入学前から不安ですよね。しかも、最近では話題のメーカーの多くが1年前から予約を開始し、人気ブランドは早期売り切れになることも。乗り遅れないためにも、事前リサーチをしたり、お子さんが通う学区の通学バッグについて知っておいたりする必要があります。
…というわけで、今回は武豊町民必見!武豊町の小学生の通学カバン事情を調査してきました!
武豊町の小学生
マストバイアイテム!?
武豊町の通学カバンの主流は、町指定のナイロン製リュックサックというものがあり、町内の衣料品店で購入できます。
昔は色が少なかったそうですが、今では緑やピンクなど数種類の色が用意されていて、男女問わず好きな色を選ぶことができます。
普及状況としては武豊町内の4つの小学校のうち、3校(武豊小学校・衣浦小学校・富貴小学校)は約98%の児童が町指定のリュックサックを使用しているそうです。残り1校(緑丘小学校)では、町指定のリュックサックではなくランドセルとリュックサックのハイブリッド版「ランドリュック」を使用している児童がほとんどとのこと。いずれにしてもランドセルはごく少数派のようです。
ちなみに、武豊町役場によると町内の小学校では50年以上も前から現在のリュックサックが使用されているとのことでした。起源は、50年以上前のため広まった理由まではわかりませんでした。ただ「軽くて使いやすいから浸透したのでは?」というウワサがあるようです。
リュックサックとランドセル
どっちが良いの?
「リュックサック(もしくはランドリュック)指定」であれば迷わず済むのですが、どの学校もあくまで自由選択。どちらが良いのだろう、と迷いますよね。
そこで、武豊町内で主流の町指定リュックサックのメリット・デメリットを紹介します。
<メリット>
●リーズナブルで経済的
1個6,000円程度と相場価格(6~7万円)の10分の1ほど。財布に優しいので購入する親目線ではありがたいですね。
●手入れが簡単なナイロン製
汚れても拭いたり洗ったりできて、革製品のものよりは手入れが簡単です。
●軽くて持ち運びも便利
かなり軽量なのも特徴です。折りたたむこともでき、持ち運びしやすいのもGOOD!
<デメリット>
●選べるバリエーション少ない
リュックサックも色数は増えたものの、王道のランドセルに比べると種類は少なめです。
●耐久性が低い
丈夫ではあるものの、6年間使用し続けられるほどの耐久性があるかは微妙です。壊れて途中で買い替えが必要になる可能性もあります。
●収納力が劣る
教科書や荷物の収納力は、しっかりとマチがあり容量も大きいランドセルの圧勝です。
ランドセルに敵わない点もありますが、写真のようなサイズ感なので教科書・ノート、体操服など、学校で必要な教材は難なく入ります。軽量、そして安価なのはかなり魅力的ですよね!
ちなみに、武豊町以外の近隣市町でも、リュックサックやランドリュックが普及している市町があります。「高いお金をかけてランドセルを買ったのに、周りが皆リュックサックだったので、結局半年ほどで買い替えた」なんて声も聞くので、入学先の学校のリサーチをしてから購入するのをおすすめします。
以上、ランドセルじゃない通学カバンの正体でした!
皆さんはランドセルでしたか?それともリュックサックやランドリュックでしたか?皆さんの主流バッグについて、ぜひちたまるNavi&スタイル公式Xなどで、コメントをお寄せください!
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