地元の“スゴイ”を発掘する、ちたまるスタイルの連載企画「トレジャーハンター」。
5月25日(土)発行の「ちたまるスタイル6・7月号」では、南知多町で出会ったとある人物を取材しました。
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今回は誌面からの抜粋と、編集部の衝撃裏話をお届けします。取材陣圧巻の感動のサプライズ…!?真相は、本記事の最後にて!
トレジャーハンター #15 砂浜絵師ジャッカル
砂浜絵師ジャッカルって?
南知多町・内海海岸の砂浜に、時折現れるイルカや人気キャラクターの絵。描いているのは「砂浜絵師ジャッカル」として活動する山本和弘さんです。本業の傍らで、3年ほど前から砂浜に絵を描き始めました。SNSやメディアでも話題になるにつれて個人や企業からの依頼も増え、今や町おこしの一端を担う存在でもあります。
海の生き物からキャラクターまで!
砂浜に描くのは、イルカや魚など海の生き物をはじめ、南知多町の「ミーナ」や温泉むすめの「南知多まゆの」といったご当地キャラ、企業のロゴマークや、自身が大ファンだという北斗の拳をはじめとする漫画やアニメのキャラクターなど様々。干潮のタイミングを見計って絵を描くため、潮の引きが大きければその分砂浜が広くなり、50mくらいの大きな絵を描くこともできるそうです。単純なイラストなら10~15分程度で描くことができますが、複雑な模様や劇画タッチのイラストであれば1時間以上かかることも。まずは小さなパーツから描き始め、徐々に描きたして全体を仕上げていくのがコツなんだとか。山本さんのInstagramでは、過去に描いた砂浜絵を見ることができますよ。
\過去作品をピックアップ/
夕暮れ時のイルカの群れ
温泉むすめ・南知多まゆの
その他作品は、Instagram「jackal527」をチェック!
推しを描いて貰えるかも!?土日の干潮時が狙い目
山本さんが砂浜絵を描いているのは主に土日。天候や潮の満ち引きのタイミングの良い時に描くので、もし偶然出会えたらラッキー! まっさらな砂浜をキャンバスに描かれた絵は、その時にしか見られない特別感がありますね。山本さん本人がいる時なら、簡単なものであればリクエストに応えてくれることもあるそうですよ。絵を描く際に事前告知はしないので、内海海岸を通りかかったら散歩がてら覗いてみてくださいね。
\リクエストに応えて貰いました!/
編集部の厚かましいお願いを快く引き受けていただき、「ちたまるNavi&スタイル」のロゴを描いていただきました!
「小さめのサイズなら数分で描けますよ」とのことでしたが、隣に並ぶちたまるスタイルと比較するとわかるように、“小さめ”でもこの大きさ。角度・バランスなども厳密で、どこから見ても惚れぼれします。ぜひ内海海岸で山本さんを見掛けたら、リクエストしてみてくださいね!
ちたまる編集部裏話衝撃を受けたとんでもエピソードとは…?取材時に上空からの撮影をするために場所をお借りした「株式会社 日本一ソフトウェア 内海研修所」。
ちょうどお伺いしたタイミングで「1階にジェラート屋さんをもうすぐオープンする」という情報を入手!急遽、ジェラート店についても追加取材をすることにしました。
▼その時に取材した記事はこちら
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こだわりの詰まったジェラートの話を聞き、建物を後に。
次の予定も控えていたのでそのまま車へ向かおうとしたその時…!!!
目に飛び込んで来たのは
大きなイルカと「ちたまるさん ありがとう byジャッカル」の文字。なんと、ジェラート店を取材していた数十分の間に、わざわざ砂浜絵を描いてくれていたのです…!
それを告げることなく立ち去っていた、山本さんの粋なサプライズにまんまと心を奪われた取材陣でした(とても嬉しかったです、ありがとうございました!)。