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8月号よりスタートした新コーナー「ぶらり、じもふぉと。」から、
誌面ではご紹介し切れなかった素敵な地元写真をお見せしていきたいと思います。
「じもふぉと」は、東浦町出身・知多市在住という、ちたまるエリアをこよなく愛する
女性カメラマン・おのうちあいこさんが、毎月地元の何気ない風景を写真に収めて、
その時のエピソードと共にお届けするコーナーです。
初回8月号では「ちたの竹林」を、9月号では「大倉公園の茅葺門」をご紹介しました。
一つずつ、オフショットと共にお送りしていきます。
おのうちさんが撮影に訪れたのは、夏の早朝。
まだ少し薄暗い竹林の中に、低い位置から差し込む太陽の力強さが加わることで、
とても幻想的な世界に入り込んだ気持ちになったそうです。
早起きは三文の徳。
散歩中の数人とすれ違い、挨拶をかわす、穏やかな時間。
大きく深呼吸をし、気持ちの良い朝のひと時でした。
「ちたの竹林」は、旭公園のすぐ西にあり、旭南コミュニティの「竹林をきれいにする会」
の方たちによって、美しい景観が保たれている場所です。
地元の人たちにより、地元の美しい風景が守られているなんて、とても素敵な話ですね!
おのうちさんの味わい深い地元写真を通して「ちたの竹林」を楽しみ、
ぜひ現地にも足を運んでみてください。
京都の嵯峨野を彷彿とさせる、そんな風景を知多市で味わえるなんて、
ちょっぴり贅沢ではないでしょうか。
ちたの竹林
知多市新舞子粧イ坂8-1
大きな紅葉のトンネルをくぐった先に「茅葺門」が見えてきて、日本ならではの美しさに感動します。
秋の紅葉シーズンは、見応えのある風景が広がり、春夏には新緑の美しさ、
木漏れ日の心地良さを感じられるスポットです。
大倉公園の茅葺門と休憩棟は、国の登録有形文化財に指定されています。
茅葺門は、岩手県遠野市の茅葺職人さんの協力を得て、全面吹き替えを実施し、
令和元年に今の姿に生まれ変わったとのこと。
時を経て手入れされ、受け継がれている…、歴史も感じられる場所なのですね。
茅葺門を抜けた先には、美しい日本庭園が広がり、季節の木々や花々が迎えてくれます。
少し進むと、竹林の小径や小高い丘の休憩棟、カッパ像の待つひょうたん池など、
風情ある景観が続き、ふらりと散歩に出かけるにもおすすめの公園です。
コロナ禍で旅行には出かけづらい今こそ、こういった近場の素敵な場所を訪れて楽しむ、
そんな何気ないひと時を大切にしたいですね!
大倉公園
大府市桃山町5-74