読者の"気になる話”や"ウワサ”などを、ちたまる編集部が調査する「
ちたまる調査隊」。
今回届いたのは、常滑市にできた新しいベーカリーにまつわるウワサ。
【調査依頼】
「2022年5月に、スイスパンのお店がオープンしたそうです。買いに行って売り切れていたら悲しいので、どんなパンが売っているか、何時が狙い目か知りたいです」。
(大府市・やえはるママさん)
さて、本題ですが、皆さんは「スイスパン」を食べたことはありますか?
常滑市にスイスパンのお店がオープンした、なんていう情報を聞いたら気になっちゃいますよね!
どんな味で、どのくらい種類があって、お店はどんな感じなのか…。パン好きな私もとっても気になったので早速調査に行ってきました!
お洒落な佇まいのパン屋さん
常滑市の南側に位置する常滑市古場町。
住所を辿って行くと、小高い丘の上になんだかお洒落なお店を発見!
駐車場から中へ進んでいくと入口がありました。
真っ白いシンプルな建物の中に入ると、一見するとパン屋さんには見えない、カフェスタイルのベーカリー「NOISETTE(ノアゼット)」がありました。
ショーケースには、今までに見たことのないパンがズラり。
早速オーナーに話を聞いたところ、こちらではよくある日本のパンとは違い、低温で発酵に時間をかけてつくり上げる「スイスパン」を販売しているとのこと。
スイスではパンが主食。一体そのスイスでつくられているパンにはどんなこだわりがあるのでしょうか。
スイスパンって?
スイスは寒い国なので、寒冷地域ならではの製造技術があります。
リンゴでつくった酵母「ルヴァン」をつぎ足し、低温で長時間発酵させています。
スイスパンには、「パン(食事パン)」と「ヴィエノワズリー(菓子パン)」の2種類があります。
それぞれ製法が違い、日本のパンのように砂糖を入れて短時間でパンを膨らませるという製法をとっていないのです。
甘くないパンには砂糖が一切入っていないものが多く、「余計なものを入れない、シンプルで奥深い味わい」それがスイスパンの美味しさの魅力でもあります。
スイス人のオーナーがつくる本場の味
お店でパンを製造しているのはスイス人のオーナー。
スイスで修業を重ねた後、日本で展開。5年前から名古屋市のオーガニックスーパーやカフェで販売しています。東別院で毎月8日、18日に開催される朝市では定期的に出店しているそうです。お客さんはここのパンを目的に買いに来る人も多いそうですよ。
いろいろな所で販売を重ね、そして念願のお店を
2022年5月に、常滑市でオープン。
「自然の心地よさを活かし、美味しいパンを提供したい」というオーナー夫婦の思いが商品とお店には込められています。
午前11時に売り切れるものも⁉
お店には約30種類のパンが並びます。
開店9時から焼きたてのパンを買いに来るお客さんも多いとか。
人気のものは午前11時すぎには売れきれてしまうこともあるそうです。
もし、確実に欲しい場合は、お取り置きも出来ますよ。
\たくさんの種類の中から、人気のパンを紹介!/
「三つ編みパン(各360円)」。
スイスの中でも定番のメニュー。朝食で食べられるパンのひとつです。日本の食パンに近いイメージでお店のパンの中でも大きめのサイズ。可愛くねじられた形が特徴です。
続いて
「グリュイエール(310円)」。
「グリュイエール」は、スイスの村の地名から名付けられました。グリュイエール地方で放牧されている牛の生乳で製造されたチーズがポイントで、小麦粉とチーズの味わいをじっくり楽しめるパンとなっています。
そして、こんがりした焼き色でこの形と言えば…
みなさんご存知の
「プレッツェル(200円)」。
東別院の朝市では大人気のメニューです。
最後は店名でもある「ノアゼット」。
ヘーゼルナッツが生地にふんだんに練り込んでおり、ナッツの触感と風味を楽しめるパンです。もちもちとしていて食べ応えも十分。
店内で焼き立てが味わえる
こちらのお店ではイートインも可能。
スイスの国のホスピタリティのスタイルを取り入れて
バリアフリー構造になっています。また、可愛い子ども用の机と椅子もあり、
子ども連れでも安心して食事を楽しめます。
ペット同伴OKなのも嬉しいポイントです。
緑が綺麗な庭にもテーブルが設置されていて、自然に囲まれながらゆっくりと過ごすことができます。
店内にある可愛い牛の置物など
スイスのインテリアなどにも注目!
お店の大きな窓から差し込む、温かな陽の光は時間を忘れてしまうほど心地良い空間を演出してくれます。
まとめ
私が取材に訪れている間にもお客様が続々と…。
オーナーがおすすめの食べ方などのも教えてくれるので、初めてスイスパンを食べるという人でも安心して好みのパンをゲットできます。
魅力が詰まったパンはもちろん、お店の雰囲気、オーナーの優しさなどなど、全てが素敵で心がほっこりしました。
その日に焼いたものをその日のうちに販売しているので、閉店時間に近づくと売り切れているパンも…。早めの来店がおすすめです。
「ノアゼット」はおもてなしの心を大事にしながら、味わい深い本場のスイスのパンが食べられる素敵なお店でした!
皆さんもスイスのパンの魅力に触れてみてはいかがでしょうか。
店名 |
NOSIETTE(ノアゼット)
|
住所 |
常滑市古場町2-5 |
電話 |
0569-30-2280 |
営業時間 |
9:00~16:00 |
定休日 |
日・月曜日 |
駐車場 |
あり |
公式サイト |
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SNS
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