子どもと一緒に行きたい知多半島のスポット紹介<後編>
知多半島南部(半田市、常滑市、武豊町、美浜町、南知多町)にある知る人ぞ知る、ちょっとマニアなスポットをお届け。南部編<後編>の今回は半田市、武豊町、美浜町の施設を紹介します。
新旧2つのエリアを楽しめる半田市の雁宿公園へ行ってみよう
子ども向け遊具が充実した雁宿公園・南エリア
雁宿公園は半田市の中心にある市を代表する公園のひとつ。桜が有名な北エリアと平成30年にリニューアルされた南エリアの2つに分かれています。半田球場に隣接する南エリアには、リニューアルに伴い小さな子ども向け遊具からアスレチック遊具、健康遊具などがたくさん登場しました。
3歳からを対象にした複合遊具やスイング遊具、幼児用ブランコが並ぶちびっこエリア。
スリル満点のエンドレスターザンロープやうんていが一体化した大型複合遊具などもありますよ。
中でも注目したいのが、真っ白なコンクリートでできた富士山すべり台。
実はこの「富士山すべり台」は、名古屋発祥のオリジナル遊具で名古屋を中心とした公園に多いご当地遊具。一度にたくさんの子どもたちがすべり台を楽しめるようにこの形になったんだとか。
大きな特徴のひとつがこの急な傾斜。登ってみると大人でも怖いほどです。勢いよく滑るので小さなお子さんは下で受け止めてあげてくださいね。
斜面を利用したアスレチック遊具も面白いですよ。
半田市を見渡せる展望台と小動物園のある北エリア
また道路を挟んだ北エリアには、2つの展望台と遊具エリア、小動物園があります。
遊具は南エリアに比べると規模は小さいですがレトロな雰囲気の残る穴場スポット。
いつでも無料で見られる小動物園にはウコッケイやアイガモ、ウサギなど、鳥類・小動物が飼育されています。
モグモグと餌を食べる可愛いウサギの姿が見られるかも!?
すぐお隣にはお猿さんもいます。オリの中を自由に動き回ったりのんびり昼寝したり、とにかく自由気まま。子どもの姿を見かけるとたまに近づいてくれることもありますよ。
リニューアルしてパワーアップした南エリアと昔ながらの雰囲気の北エリアを楽しめる雁宿公園。ぜひ遊びに行ってみてくださいね。
自然に囲まれた「義朝の森」へ!美浜里山クラブで自然体験
「美浜里山クラブ」ってどんなクラブ?
美浜里山クラブでは、月に1回自然に触れる「自然体験活動」を実施しています。里山の手入れをはじめ、植物や昆虫・野鳥の観察、無農薬野菜づくりやハイキング、収穫野菜を使ったピザづくりなど、普段できないような経験をすることができます。
活動拠点は、美浜町内扇(うどげ)地区にある「義朝の森」。森林の中で大自然に囲まれながら、都会の喧噪を忘れて過ごすことができます。
20年以上続くクラブで、知多半島全域、さらには名古屋市内から参加する人も多いのだとか。自由参加なので、都合の合う時だけ参加するのもOK!新メンバーはいつでも歓迎中とのことです。
里山クラブの活動に参加してみました
9月に行われた美浜里山クラブの活動に参加してみました。「義朝の森」までは山道を登り、なかなか険しめの道のり。道幅もかなり細いので、軽自動車で向かうのがおすすめ。案内看板は小さいので見逃し注意です。
9:30を過ぎると少しずつ人が集まってきました。初詣ハイキングなど、時間厳守の月もありますが、それ以外は各々好きな時間に来ることが多いそう。受付を済ませたら朝礼が始まります。
この日の活動は、畑の手入れと秋冬野菜の植え付け、ピザづくりに里山整備と盛りだくさん。夏の間に生い茂った「もぎたて畑」の雑草を刈り取っていきます。
他にもアシタバやバジルなど、色々採れました!
「義朝の森」に戻ったらピザづくりスタート。各々好きなトッピングをしていきます。先程「もぎたて畑」で収穫したばかりの野菜も使用!
飾り付けができたら、特製ピザ窯で焼き上げます。上手に焼けるでしょうか…?
美味しそうなピザが焼き上がりました!
またこの日は青竹を使った「飯ごう」で、ご飯も炊いてみました。こうした知識は、いざという時の防災知識として災害時に役立つはず!
青竹の飯ごうは1時間ほど焚き火にいれて、グツグツしてきたら火からおろして蒸らします。お味はいかに!?
ほんのり竹の香りがするホクホクご飯が完成しました。他にも野菜たっぷりのお味噌汁もつくって、みんなで一緒にお昼ご飯。
※昼食(主食となるもの)は各自持参
お腹一杯で、午後からの活動も頑張れそうです!
クラブへ参加の際は汚れやすいので長袖、長ズボン、長靴での参加がおすすめ。
自然を体感できる“お楽しみ会”のようなクラブ。初めての人でも大歓迎とのことなので、気になった人はぜひ参加してみてくださいね!
武豊町にNEWOPEN!「武豊町屋内温水プール」を楽しもう
年中楽しめる屋内温水プールへ行こう
2022年4月、武豊町に「誰もが気軽に水に親しみ、健康づくりができるエリアの創造」をコンセプトにした複合スポーツ施設「武豊町屋内温水プール」がオープンしました。
1階は、とっても広い温水プール。(メインプール、アクアケアプール、子ども用プール)
25m×8コースある「メインプール」、水温が少し高めに設定された「子ども用プール」、ジェット流水やケアポールを利用しながらマッサージや筋トレができる「アクアケアプール」など3タイプのプールと「ジャグジー」が備わっています。
子ども用プールは、床が可動式になっていて水深を水深0~1.0mまで変更できます。
屋内温水プールなので季節や天候に左右されず通年楽しめるのが良いですね。また生後6か月から対象の親子スイミングや、上達を目指すレベル別のキッズスイミングスクールなど様々なスクールも開講されています。
不定期ですがプールに浮かべたアスレチクスを登ったり飛び越えたりして遊ぶイベントが行われることも。
2階には、トレーニング室、スタジオ、カラオケができる多目的室、温浴施設などがあります。プールで遊んだあとは、温浴施設を利用して体を温めてすっきりして帰ることもできますよ。
ぜひ遊びに行ってみてくださいね!
前編・後編に渡ってお届けした「知多半島南部の子どもと行く、ちょっとマニアな知多半島」はいかがでしたか?暑さも和らぎお出かけしやすい季節になってきました。子どもと一緒にどこへ行こうか迷ったら、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【施設情報】
・雁宿公園
住所:半田市雁宿町3-204-1
電話:0569-84-0665(半田市役所 建設部都市計画課 公園緑地担当)
駐車場:有
・美浜里山クラブ
住所:美浜町野間高峠(義朝の森)
電話:0569-82-1111(美浜町役場環境課)
※お問い合わせは上記または美浜里山クラブのホームページ(http://mhmsatoyama.web.fc2.com/)をご確認ください。
※美浜里山クラブは会費制です。集めた会費は、レクリエーション保険や活動費に充てられています。参加ごとまたは年会一括会費(大人2,500円、小学生1,500円、幼児500円)。詳しくはホームページをご確認ください
・武豊町屋内温水プール
[指定管理者]武豊ウェルネルパートナーズ株式会社
住所:武豊町忠白田11-7
電話:0569-84-0220
営業時間:月曜~土曜、祝日 9:00~22:00
(日曜は9:00~18:00)
休館日:火曜、年末年始休(そのほかメンテナンス休館有)