ジモトの愛すべきメシ
知多半島ジモメシ 後編
知多半島の注目してほしい地元飯、略して「ジモメシ」。前編に引き続き、ここでしか食べられない味、出会えないお店を紹介します。
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目次
あんかけパスタとペペロンチーノが融合!?
あんぺぺのオッティ
半田市亀崎町の立川美術館内にある「あんぺぺのオッティ」は、亀崎の新名物として期待されている「あんぺぺ」発祥のお店。
あんぺぺって何?と疑問に思うのも無理はありません。なぜならあんぺぺとは、パスタ一筋11年のOTTI(オッティ)オーナーシェフが考案した、イタリアの「本格ペペロンチーノ」と名古屋名物の「あんかけパスタ」を融合させた新ジャンルのパスタ。現在商標登録出願中のNew Faceなジモメシなのです。
土台はペペロンチーノ。そこにイタリアンやフレンチの煮込み料理等に使われる「マデイラワイン」を使用した、コクのあるあんかけソースをたっぷりトッピング。濃厚でスパイシーなソースと、ふたつの異なるパスタが奏でる不思議なマリアージュがなんともクセになります。
ほかにも半数以上の人が注文するという「カルボあんぺぺ」は、その名のとおりペペロンチーノ×あんかけパスタ×カルボナーラの夢の共演。オイル系なの?クリーム系なの?それともあんかけなの?いいえ、その全てなんです。味は食べてのお楽しみ!
また月の名所として知られている亀崎らしく、全面をたまごで覆い満月をイメージした「フルムーンあんぺぺ」もおすすめ。とろとろ卵で包み込むとまた違った味わいが楽しめます。ありそうでなかった新しい味「あんぺぺ」。じわじわと噂が広がりハマる人続出中なんだとか。
パスタはテイクアウトも可能。またあんぺぺ以外にも本日のパスタやピザメニューも揃っています。あんぺぺはランチのみの営業と限定されていますが、本格イタリアンのお店にもなければ、名古屋のあんかけパスタ店にもない、亀崎でしか出会えない味。これは食べるっきゃない!
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白ワインとパン粉にこだわった最高級&特大のエビフライ!
ひらめ亭
武豊町にある「ひらめ亭」は、豊浜漁港と片名漁港から直接仕入れた旬の魚介を楽しめる人気のお店。実は南知多町にあるエビフライで有名な料理旅館「まるは本館」の姉妹店です。
そんなひらめ亭のジモメシは、姉妹店として「まるは」の伝統的な味を引き継ぎつつ、ひらめ亭ならではのこだわりを詰め込んだ唯一無二のエビフライ。味が濃厚かつ甘味の強さが特徴のタラカン産の最高級の海老を使い、エビフライの肝ともなる衣には、パン粉専門店で特別に調合したひらめ亭のオリジナルブレンドを使用。
さらに下処理には白ワインを使い、殻を外すのもすべて手作業。フライヤーも限られた職人のみが行うという徹底っぷり。こうして出来上がったエビフライは、美しい黄金色にサクっと軽い食感、ぷりぷりの歯ごたえと噛むほどに旨味が広がるまさに絶品です。
また看板メニューのひらめまぶし丼はメディアに取り上げられたことも。ひつまぶしのように一杯目はそのまま海鮮丼として、二杯目は薬味と一緒に漬け丼で、最後に熱々の出汁でお茶漬け風と三度おいしくいただけます。
今の時期は夏季限定で販売される穴子重もおすすめ。生から店内で仕込む穴子は、身がフワっと柔らかく、味も濃厚。ここに穴子の頭を焼いて旨味を出した特製の甘タレをつければ、穴子を髄まで味わえますよ!
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ひらめ亭
住所 武豊町平井6-107 電話 0569-74-1800 営業時間 【平日】11:15~13:45、17:30~21:00(OS20:00) 【土日祝】11:00~14:00、17:00~21:00(OS20:00) 定休日 火曜休(祝日の場合は営業) 駐車場 有 公式サイト https://www.hirametei.com Instagram hirametei
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大きなしゃもじで料理をお届け
昔ながらの炉ばた焼 いろり
大府市にある「いろり」は、コの字型の席と中央に盛られた氷の上に食材が並ぶ昔ながらの炉端焼きのお店。カウンターに焼き師がつき注文をさばくライブ感と、話し上手な女将が店内を仕切る昔から変わらないスタイルで、創業から48年、地元の人々に愛されてきました。今では3世代にわたって来店するお客も多いんだとか。
注文が入ると長いトングが伸びてきて食材をヒョイ♪その場で焼いたり調理して、大きなしゃもじで料理を提供するパフォーマンスが大好評。子どもはもちろん大人でもワクワクしますよ。
メニューは、豚ねぎま、皮、レバー、海鮮といった様々な串焼きのほか、「手羽先餃子」や「いわしの和風揚げ」などオリジナルの一品料理も豊富。アスパラの肉巻きにつける梅バターや手羽餃子など全て手づくりしています。なかでも「肉詰めなすの揚げ出し」は、ダシが浸みていて絶品です。
また日替わりで並ぶ3種の煮物もおすすめ。鶏、豚、牛、野菜、海鮮と様々でレパートリーは全30種類。特に人気はイカのおろし煮、鶏とピーマンの甘辛煮。ただ日替わりなので、その日に何が並ぶかは見てのお楽しみです。
2階には座敷席があり、大人数での宴会もできます。カウンター席はとても人気で、週末ともなれば開店早々に埋まることも。予約ができないので早めの来店が◎。落ち着いて食事ができる平日が穴場かも⁉
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いろり
住所 大府市共栄町8-11-10 電話 0562-48-1444 営業時間 11:00~14:00、17:00~23:00(OS22:30) ※ランチは「お好み焼きいろり」で炉端焼きスタイルではありません ※現在時短営業のため22:30(OS22:00)まで。詳しくはお問合せください 定休日 火曜休 駐車場 有
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常滑競艇場の名物だった「どて丼」が復活!
とり伊
ボートレースファンをはじめ多くの地元民に愛されてきた競艇場名物・とり伊の「どて丼」。改修とともに閉店し幻と化した…わけではなく、もともとの店舗に場所を戻しリニューアルオープン。ぜひ「全国ボートレース場B級グルメ大賞」にも輝いたどて丼をお試しあれ!
前編・後編と紹介してきた知多半島のジモメシ。その土地土地で愛され続けてきた魅力あるものばかりです。知多半島に遊びに来た際はぜひ立ち寄って、その魅力を堪能してみてくださいね。
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