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東海市,半田市
2024.09.23
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今回は、“愛知県・知多半島のご当地カルタを調査してみた”の記事で紹介した、半田市有脇地区にある“有脇かるた”について深堀りしてみました。
半田市有脇は中日ドラゴンズで活躍する石川昇弥選手の出身地で、カルタには石川選手の札もあるそうなんです。
目 次 |
有脇かるたとは、半田市有脇地区にある地域の史跡や名勝をまとめたカルタ。
48枚の札で遊びながら有脇の歴史を知ることが出来るようになっていて、主には有脇小学校や保育園で子ども達に親しまれています。
なぜ有脇かるたが作られたのか
カルタが作られたのは2012年。
当時有脇小学校の校長だった岩月先生が有脇に残る歴史文献を見て、これを子ども達に伝えていかないのはもったいないと発案したのがキッカケでした。
実は有脇、民話の里と言われるほどさまざまな話が残る地域なんだそう。
これらの話を基にオリジナルで読み札を作り、絵札は写真とイラストの混合で、イラストは半田市在住で風景画を手掛ける新美昇さんの作品を使用しました。
カルタの制作に携わった有脇の歴史伝承会・会長の石川守さんは、子ども達にはかるたを通じて有脇を知り好きになってほしい、そして故郷への誇りを持ってほしいと語ってくださいました。
石川昇弥選手の札が登場
2019年、有脇地区に嬉しいニュースが飛び込んできました。
その年の春の甲子園で、東邦高校のエースとして登板し優勝を果たした石川昇弥さんが、ドラフト1位で中日ドラゴンズへ入団を決めたのです。
昇弥君 不断の努力で夢つかむ 昇竜の如し
石川選手は有脇地区の出身。子どもの頃は有脇小学校の校庭で練習に励んでいたんだとか!
これを受け地元をあげて応援すべく、有脇かるたの“た”に石川選手の札が追加されました。
“た”の札だけ2枚という珍しい形になりましたが、これもまた有脇の歴史のひとつ。
これからもどんどん活躍してほしいですね!
最後に
有脇かるたは毎年11月3日に有脇公民館・児童館で行われる文化祭にて販売されています。もちろん石川選手の札もついていますよ。
カルタに記載の史跡・名勝は全て歩いて行ける範囲内にあります。ウォーキングがてら巡ってみるのも面白いかもしれません。
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