夏の水仙 花言葉「深い思いやり」
2016.11.28
入院2日目、今日は午後から全身麻酔があり,
昨夜の12時から明け方の9時迄,水分だけ摂る事が出来るが,食べ物は一切駄目!!
8時過ぎ,平野先生が外来診察に行く前に来て下さる。
その後に柴田先生も様子を見に来て下さり,
昨夜,先生が来て下さった時に描いていた絵を観て,
“わー!凄い♪もうこんなに色を?!”と,笑顔になる!!
9時過ぎ,PT正樹先生のリハビリ中,志乃先生が,
“角田先生・辻先生も手術室入ってくれますから!”と来て下さる。
時間が迫る中,血圧がどんどん下がり「79-48」。でも,ふらつきも無く大丈夫。
12時過ぎ,主人が来て、孫の藍ちゃんからの手紙と絵が届いたと言って,
その絵を壁に貼ってくれる。“これで元気が出た^^v”
PM1時半,オペ室から連絡あり,急にドキドキ!!いつもと違う手術室の通路!
初めて新棟での手術室に入ると,明るさ綺麗さがいつも以上に輝いている!
麻酔科医師,看護師,ざっと見渡すも11名はいる。
そこへ柴田先生を始め,5人のリハビリ科医師も入り多人数の中、
私の顔に酸素マスクが被さり,静まり返った緊張の中,
柴田先生達が私を見守り見つめている。イザ,宇宙の旅へ・・・ん?恩先生がいない!!
“武下さん,武下さん・・・”かすかに遠くから聞こえてくる声!
虚ろに気が付いていく中,手足の痛みに声も出ず顔が歪む><。
私がようやく目覚めたのは翌日の明け方!
看護師さんの話によると,主人は中々目覚めない私を凄く心配しながら,
夜遅く帰って行ったとの事!!
AM8時半,角田先生,“少し食べられるようになったら点滴を抜きますね”。
9時過ぎ,主人がそ~っとドアを開け,“あ~!良かった~。中々目覚めないから心配して眠れなかった。
今から仕事に行って夕方また来るからな♪”。
笑顔で出て行く主人の後姿を見て、私がこのまま眠りから覚めず旅立ったとしたら,
このように動揺を隠せず,不安な毎日を過ごすのか?
と,ふっと思った瞬間,涙が出てしまった。
早く元に戻り,主人を笑顔で迎えてあげよう!!