薄紫サイネリア 花言葉「悩める思い出」
2021.03.01
先週の続きです。小学6年生の時に出会ったY子さんは,
【法務省岐阜地方法務局・岐阜県人権擁護委員連合会】の協力を得て,
『平成21年度‣全国中学生人権作文コンテスト応募作品』に私の話を書いて提出…‼
その作文が何と小冊子に載りました…(*^_^*)。
その作品の内容は,【心に決めたこと=道徳の時間に病気で両足を切断されたTさんのお話を聞きました。
歩けなくなった事も辛かったけれど,自分は本当に苦しいのにその苦しさを分かって貰えなくて
看護婦さんやお医者さんから,“歩けるはず、我慢が足りないよ”など言われ,とても辛かったそうです。
私のひいお爺ちゃんは,12年前に腰の骨を折り手術をしても治らず、
Tさんと同じように車いす生活となりました。立ち上がる時や段差のある所を上がる時とても辛そうです。
そんなお爺ちゃんの事を思い浮かべながら,Tさんのお話を聞き,
Tさんの大変さや辛さが分かる気がしました。今まで普通だった体が急に動かなくなったら,
“何で私が”と思うと同時に,とても怖かったのでは無いでしょうか。
そんな時に,「心の病とか,本当は歩けるんじゃないの」とか言われ,
とても悲しくなったのでは無いでしょうか。そんな不安な気持ちや体の辛さから,
お医者さん,看護婦さんの言葉を言葉の暴力としか考えられなくなってしまった。
おまけに家族の為に何もしてあげられない。
親として奥さんとして失格だと考えるようになって,死のうとまで思い詰めてしまったのかもしれません。
そんなTさんを支え続けた家族や友達との絆や愛に、私はとても感動しました。
改めて,Tさんが書かれた本を読むと,Tさんが落ち込んでいる時,息子さん達から,
「足はなくても僕たちのお母さんに変わりはない」と声を掛けてくれた事。
ご主人は文句1つ言わず“心配しなくて良いよ“と言って,一生懸命世話をしてくれました。
言葉には相手を傷つけたり,勇気づける言葉もあるのです。
Tさんの絵に書いてある詩。私が気に入っているのは,
『人の和・花の和・無くてはならない感謝の言葉・ありがとう』。
私はTさんの話や本を読んで心に決めた事があります。
《1=絶対に言葉の暴力はしない。2=自分が嫌だと感じる事はしない。3=もっとお爺ちゃんのお世話をする。4=お爺ちゃん以外の困っている人にも手助けをする。5=一生懸命生きる。》この5つです。】
⦅一部抜粋…‼⦆
《Yさんに感謝。そして,ご愛読戴きました皆様に,感謝申し上げます…‼》