生まれも育ちも知多半島の私が、知多半島の神社や寺を訪れて可愛いを発信する企画「知多半島のジンジャーニー(神社×journey)」。
これまで色々な神社や寺を訪れてきたな~なんて過去の記事を読み返していると、初回の投稿が2023年4月25日(火)だったようで、なんと今回で1周年を迎えておりました!
▼第1回ジンジャーニー~尾張多賀神社~
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皆さん、いつもご覧いただきありがとうございます!!!
第1回ジンジャーニー・尾張多賀神社にいたカニ知多半島の歴史を気軽に知ってもらえたらという思いで始めたこの企画。「神社×journey(旅)」というダジャレから思いついたタイトルもいつしか愛着が湧くようになりました(笑)。この連載をきっかけにちょっとでも知多半島の歴史に興味を持ってもらえたら嬉しいです。
さて、そんな記念すべき1周年に訪れたのは、半田市亀崎のとある神社。5月5日は「こどもの日」ということで、「知多半島随一の子どもの神様」と呼ばれる神社へ行ってきました。
その神社とは、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている春の大祭「潮干祭(しおひまつり)」の舞台として名を馳せる「神前神社(かみさきじんじゃ)」です。
▼半田市の春の訪れを告げる 山車祭りまとめ
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▼「潮干祭」2024年5月3日(金祝)・4日(土祝)開催
https://shiohi-matsuri.jp/
駐車場に車を停めていざ参拝!
駐車場が広いので、駐車が苦手は私にはありがたかったです。
車から降り、出迎えてくれたのは大きな桜の木。取材で訪れたのが4月中旬だったのでちょうど見頃を迎えていました。
見てください!この美しさ!桜と鳥居の組み合わせって何度見ても圧巻ですよね。昔の人もこの趣深い姿を見て心躍らせていたのかもしれません。
ヒラヒラと舞い落ちた花びらが水面に浮かんでいて、この時期ならではの可愛いらしさを見つけられました。
花びらで彩られた手水もまた一興です。
さて、鳥居をくぐり、境内へ。こちらの神社は、初代天皇である神武天皇をご祭神としており、他にも学問の神様である菅原道真(すがわらのみちざね)の幼少期の像がある天満宮の末社などもありました。
拝殿は境内の中央にあり、「潮干祭」を思わせる立派な山車の絵が飾られていました。
さすが亀崎の神社です!
そして、拝殿で参拝をした後、隣に気になる道があったので進んでみます。すると、「神の井」と書かれた井戸を発見!実はこちらの井戸は、神武天皇が立ち寄ったとされる伝説の井戸。この井戸をのぞくと子どもの疳(かん)の虫封じになるといわれていて、毎年6月1日~8日には「虫封じ祈願祭・井戸のぞき神事」が行なわれています。
この子どものための祭事があることから「子どもの神様」として知られるようになったそうです。
子どもではありませんが、せっかくなので私ものぞいてみることに。
すると水に自分の姿が映り、初代天皇も同じように見ていたのかと感慨深い気持ちになりました。
皆さんも訪れた際にはぜひ試してみてくださいね。
さて、他にも境内を散策していると伊勢神宮を拝むところや、亀崎城跡地などがあるとの表示があったので、先に進んでみると現れたのは高台。
登ってみると、亀崎のまちが一望できる絶景スポットでした。
春風も心地よく感じられ、ゆったりとした時間が流れます。
実はここ「観月亭跡(かんげつていあと)」という「月の名所」として知られるスポットで、大正時代から多くの人を魅了してきたんだそうです。
残念ながら1959年の伊勢湾台風で観月亭は倒壊してしまいましたが、この景色は今も変わらぬ美しさです。
境内には他にも、延命長寿のご利益があるといわれる多賀神社などがありました。
桜のトンネルの先に神社があり、それだけでパワーを貰えた気がします。
と、そんなこんなで、今回のジンジャーニーは終了。
「虫封じ祈願」をはじめ「七五三詣」や「安産祈願」「稚児行列」など、祭事の際には子どもと一緒に訪れてみては。
それでは、次回のジンジャーニーもお楽しみに!
▼これまでの知多半島のジンジャーニー
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▼近くにあるお店
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